GR IIIでセリオンリスタお写んぽ

秋田市のセリオンリスタ内で紅梅や山茶花が咲き始めました。紅梅はまだ早くてポツンですが、山茶花はだいぶ咲いています。この前買ったRICOH GR IIIの試し撮りを兼ねて行きました。

セリオンリスタ内の山茶花

GR IIIでの撮影について

GR IIIは単焦点コンデジでズームはできません。レンズはAPS-Cサイズ18mm(フルサイズ換算28mm)のもので、割と広角のものです。スマホ標準レンズの画角とも近くておなじみのものです。

広く映るので、お花などの被写体は寄って撮影しないと写真内を整理できないです。寄って撮る際はマクロモードを有効にしたりと慣れも必要になってきます。

GR IIIでやってみたかったことの1つがピクチャーコントロールによってフィルム風にするとか撮って出しで通用する写真の撮り方。

今回はピクチャーコントロールで「ネガフィルム風」を使用しています。全体の彩度が落ちてノスタルジックな感じになりますね。

ただし、被写体によっては色味が見た目と違いすぎることもあります。次に比較を載せます。

ピクチャーコントロールの比較

GR IIIのピクチャーコントロールで積極的に使いたいのが、フィルム風のエモい写真が手軽に撮れる「ポジフィルム」と「ネガフィルム」です。

特に彩度が落ちる感じの「ネガフィルム」は使えるシーンが多くて、お気に入りになりそうです。ただし、お花などは見た目の印象と写真の差が大きくなります。

まずはピクチャーコントロールを「ネガフィルム」で撮影した写真。全体の彩度が落ちて目に優しい色合いになりました。花や葉っぱに付いた水滴ともマッチする感じだと思います。花はだいぶ見た目と違ってサーモンピンクよりの色になってしまいました。

続いてピクチャーコントロールを「スタンダード」にして撮影した写真。こちらは全体の色味は肉眼で見たとおりになってると感じます。しかし絞り優先オートでサッと撮っただけでは、お花部分の彩度が強すぎる写真になってる気がします。

このあたりは好みの問題もあるかもしれません。私はお花部分の色味は肉眼に近くしつつ、それ以外はフィルム風の色あせた感じがベストと思います。お花部分の彩度も落としたいほうです。

まぁ完全に理想を突き詰めるならば、RAWで撮ってLightroom内のカメラマッチングでピクチャーコントロールをネガフィルムにしつつ、お花の色味を調整してあげることになりますね。これは撮って出し運用をするのとは真逆のアプローチです。

被写体によって撮り方を考えながら使っていくのが良いかな。

風景の撮影

セリオンリスタ内をパッと広めに撮ってみました。GR IIIはこういう撮り方でも、きちんと映ってくれてきれいです。こちらもネガフィルム設定。

セリオン展望室に上り、雲の切れ間と遠くの山々を撮影。こちらもネガフィルム設定です。

単焦点コンデジゆえに画角は調整できず、こういう広すぎるシーンはあまり得意ではないかな。あくまでもスナップ写真に特化したカメラだとは思います。

まとめ

GR IIIは単焦点コンデジであるゆえ画角・撮り方がズームレンズに慣れた者としては、まだまだ慣れが必要だろうなと感じました。

一方でピクチャーコントロールの「ポジフィルム」「ネガフィルム」は面白い描写をしてくれて、細かい現像が不要で楽しめる魅力もあります。他にも「モノクロ」系の設定もバリエーションあり、これらもスナップで遊んでみたいと思うものでした。

GR IIIの小型・軽量・いつでも持ち歩けそうな手軽さ、これらを活用して楽しんでいきたいですね。

余談

ネックストラップは縦に付け直したら、スッキリしました。ちょっとストラップ邪魔な気もしますが首に提げとくと楽なので、しばらくはこのスタイルかな。

ポーチを肩掛けしてカメラはハンドストラップって形にするかもしれないけど。

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