第21回 港まつり 能代の花火 2025.7.19

2025年7月19日に秋田県能代市で開催された「第21回 港まつり 能代の花火」を見に行きました。昨年同様に対面販売にてチケットを購入してて、この日を楽しみに待ってました!当日は天気予報でも雨の心配はない晴天で、絶好の花火日和でした。

会場

夕方には能代港の会場に入りました。この大きな看板が見えてくるとワクワクします!

入口

広い観覧エリア。会場の後方がイス席のブロック、前方がマス席。サイドにカップル席やフレンド席などがあります。開始までだいぶ時間があるから、会場内まだ疎らです。

会場

屋台エリアは美味しそうな店がたくさん。ここの花火でも屋台は大盛況。行列もたくさんできてました。皆さん花火前に腹ごしらえってとこかな。

屋台

晴天で花火日和なのは良いことですが、その反面とにかく暑い。会場まで歩くので汗だく。こういう時は屋台で冷たいものを食べたくなります。かき氷かアイスか迷った結果、青いババヘラアイスを見かけたので、コレに。暑くて暑くて屋台から離れて食べる場所を探す間にガンガン溶ける〜

ババヘラアイス

日没が迫って暗くなり始めるころから撮影準備。大した準備じゃなくてサクッと。イス席でもルールどおり顔の高さにカメラが来るようにしつつ、三脚を設置しました。

スタンバイ

ただ、三脚が2本はスペース的にギリギリすぎてキツイ。来年までにガッシリした三脚+ロングプレートを準備しようと思います。今使ってるマンフロットの三脚は少しブレやすいから、多少重くても耐荷重がしっかりあるやつを探すつもり。高いんだけどね。

花火

ほぼ全てミュージックスターマインで構成され、高いエンタメ性が魅力の「能代の花火」。今年も充実のプログラムでした。いくつかのプログラムから抜粋して写真を載せていきます。

オープニングプログラム 開幕〜光と風の祭典〜

まだ空に明るさが残るマジックアワーの時間帯からオープニング花火が打ち上げられます。開始から能代らしいワイドでダイナミックな花火に魅了されました。

オープニング「開幕 〜光と風の祭典〜」
オープニング「開幕 〜光と風の祭典〜」
オープニング「開幕 〜光と風の祭典〜」

濃い青に変わっていく空と、ド派手な花火の対比がとても幻想的な時間でした。空の青さを活かしつつ、全体的に暖色になる写真にしました。

超スペシャルスターマイン PHANTASM

毎年の楽しみの1つである超スペシャルスターマインは伊那火工堀内煙火店さんの「PHANTASM」です。いつもながらダイナミックで明暗差の激しい構成でとてもドラマチックな花火になってます。

「PHANTASM」
「PHANTASM」

このトラ打ちは写真だとイマイチその迫力やリズム感が伝わらないので、ぜひとも会場で実際に見て欲しい。花火のワイドさにも圧倒されます。

「PHANTASM」
「PHANTASM」

歓迎花火 正三尺玉打上 昇曲導 彩色小花入錦冠

能代の花火 第2部のスタートは、毎年恒例の正三尺玉打上からスタート。打上場所が正面でなくて海側なので90度くらい横を向いて花火にカメラを向けます。すると、自分でセットしたスマホ三脚と干渉してポジションが決まらない。そのまま打上開始で撮影しました。

歓迎花火 正三尺玉打上「昇曲導 彩色小花入錦冠」

三尺玉は遠くで打ち上げられるので、見た目の大きさやスケール感では正面の尺玉に負けるちゃうのですが。三尺玉特有のゆったりした感じや、大きな音と空気の振動はとても迫力がありました!こちらも会場でたっぷり感じるのが1番ですね。

特別プログラム 神秘の森〜鬱蒼とした緑の世界〜

2024年大曲の花火大会「内閣総理大臣賞」受賞花火師による特別プログラムとして、小松煙火工業さんの花火が打ち上げられました。

「神秘の森〜鬱蒼とした緑の世界〜」

緑とオレンジ色を基調に統一された色の美しさにうっとり。

超スペシャルスターマイン 新時代の風に乗って

超スペシャルスターマインの2つめは小松煙火工業さんの「新時代の風に乗って」でした。こちらも圧巻のスケールで展開されるワイドな花火です。

「新時代の風に乗って」
「新時代の風に乗って」

肉眼では躍動感と目の前いっぱいに広がる花火の数に圧倒され、長秒露光で撮影した写真からは花火の色彩の美しさに惚れ惚れしました。青の瞬間がきちんと写真に撮れてたのも嬉しい!

「新時代の風に乗って」
「新時代の風に乗って」

ラストまで見応えバッチリ。

「新時代の風に乗って」

素晴らしい花火ありがとうございました。

フィナーレスターマイン 希望の軌跡

楽しかった能代の花火も、ついにフィナーレに。こちらも大注目の伊那火工堀内煙火店さんのプログラム。この日のラストを飾るにふさわしい見事な花火!

フィナーレ「希望の軌跡」
フィナーレ「希望の軌跡」

このプログラムには響屋大曲煙火さんの花火玉がたくさん取り入れられているそうで、とても美しい大玉が度々登場しておりました。

フィナーレ「希望の軌跡」

響屋さんのペンダントシリーズ連発の部分は、とても美しくて見れて嬉しかったです。撮れたのはアメジストのターンだけ。他の翡翠や琥珀などは撮影失敗。

フィナーレ「希望の軌跡」

ラストは響屋さんのラズライトシャワーで〆。

フィナーレ「希望の軌跡」

写真じゃ撮り逃してたけど、スタートからラストまで素晴らしい玉の数々を投入したすごいフィナーレスターマインでした。ド派手な演出も多めながら、美しい尺玉をきっちり見せに来てるあたりが良かった。

とても見応えのある花火でして、他の方が撮ってる動画をYoutubeで繰り返し見てしまってます。使われてる楽曲はThomas BergersenさんのHeroicaで、この曲も初めて知って気に入りました。重厚な雰囲気が花火にもピッタリ合っている。

まとめ

天気も良く、煙の滞留も気にならない程度で最後まで美しい花火の数々を堪能できました。昼間の暑さが吹き飛ぶくらい熱い花火でして、大満足でした。見応えあるプログラムばかり。紹介しきれなかった花火も良かったですよ。開催ありがとうございました。

私が能代の花火を見に行ったのは、今年で4回目です。毎年とても素晴らしくて満足してます。このタイプの花火は秋田では貴重です。また来年も開催を楽しみにしてます!

ここの花火の魅力は写真や動画だけじゃ伝わりきれないから、皆さん会場へ行って花火を感じてみてくださいね。