全国花火競技大会 大曲の花火 2025.8.30
2025年8月30日に秋田県大仙市で開催された「大曲の花火」を見に行きました。午後から電車で大曲駅に行き、花火開始までは大曲の花火ウィーク(詳細はリンク先を見てください)イベントを楽しみました。
今回は観覧チケットを買わなかったため、会場外で花火をチラ見します。大曲の花火ウィークのイベント後で昼花火が始まる頃から、会場周辺を散歩しながら観覧場所を探しました。
一昨年はチケットを買って会場内から見ており、その時はかなり早めの16時くらいに会場内に入っていたから、お祭りムードの街を歩くのは初めてです。街の賑わいを感じるのも楽しみにしていました。
会場周辺の様子
大曲の花火ウィーク丸子橋会場から会場に近いグランドパレス川端へと向かいました。ここには屋台エリアがあります。美味しそうな屋台がたくさん並んでてすごい光景。時刻は夕方17:00を過ぎており、花火会場へ向かう人の流れもピークかというくらい。このエリアは混みすぎて、屋台は完全スルーしてさらに先へ歩きました。


丸子川の河川敷はレジャーシートやイスを広げた人たちでいっぱい。皆さん早くから場所取りを頑張ったのでしょう。川端の隣あたりだから、花火は見えるかもしれません。周辺の建物で下の方が見えにくいかもしれません。丸子川のとこは、さすがに通行人が映り込みすぎるので写真は省略。さらに進んで、キッチンカーのエリアを通過。ここもすごい賑わいでした。DJブースがあったりもして、花火前も盛り上がってるようでした。ここも写真は省略。
技術専門校の近くあたりから、花火会場入口に向かう人々を撮影。右上にチラッと昼花火。大曲駅から会場までの道路はホコ天になっており、大勢のお客さんが会場へと向かって歩いていきます。すごい人の波で、大曲がこんな賑わうことに驚きと感動。通り沿いには屋台も多々あって、街が完全にお祭りムード。

人波に逆流して、再び川端近くへ戻りました。そこでも遠くに昼花火が見える。飲食ブースの横は会場へと向かう人が次々と通っていき、すごい賑わいっぷりでした。

川端の近くの大盛橋はホコ天になっており、路肩には大勢の人が集まっていました。ここからも花火が良く見えそうな感じでした。既におおよそ埋まってたし、道路部分は通行止めではあれど緊急車両の通行はあるみたいだったから座り込むのはダメ。ここは選択肢から外して、さらに丸子橋まで戻ることにしました。

丸子橋へと戻り、そこから丸子川下流の眺め。ちょっと花火からは遠くなったけど、定番らしいスポットだし車道とも完全分離で安全だと考え、この辺からかなと。

もちろん会場のアナウンスは全く聞き取れないからポケットラジオを持ってきた。FMはなびの実況中継&解説を聞きながらの花火鑑賞です。これも初めて。

日没後になると、丸子橋には多くの観覧客が集まってきました。ここを知ってるってことは、地元の方々が中心でしょうか。丸子川沿いは割とよく花火が見えるらしく、人気スポットのようです。

大曲の花火ウィークが行われて居た会場の横も、たくさんの人がレジャーシートや椅子を並べてくつろぎながら花火を待っていました。
ようやく観覧場所を決めて、オープニングを待ちます。
ドローンショー&オープニング
今回も花火大会の前にドローンショーが行われました。ドローンでオロナミンCの瓶を再現したり、大合唱の歌詞を表示したりと。なかなか凝った演出でした。遠いし、日没後の残光が逆光で全然見えなかったですが。会場ではきっとキレイに見えて、皆で「愛は勝つ」を歌ったんでしょう!
ドローンショーのラストでは花火も少し上がって、ドローンと花火の共演になりました。設定変更に手間取ってラストだけ1枚の写真に。ドローンの位置と花火の位置で、この場所はちょっとハズレだったかなーと思ったけども。混んできたから仕方ないかなと。

ドローンショーが終わると、いよいよ「大曲の花火」の開幕。オープニング花火を緊張しながら待ちました。ラジオの中継があるからタイミングは掴める安心感。そして始まったオープニング花火。初回からなかなかのボリュームで圧倒してきます!



まだマジックアワーの青みが残る空でのオープニング花火。この空の感じがなんとも艶っぽくて好きです。撮影場所は悪くないけど、左のビルがかなり邪魔な感じでした。街で見るから、こればっかりは仕方ないなと妥協しておきます。だいぶ花火が見えて、迫力あって楽しめるから、良いかなと。続いて花火競技大会へと移っていきます。
全国花火競技大会
オープニング花火の後は夜花火の部の競技が始まります。ここからは各社の花火がそれぞれ打ち上げられます。
10号玉 芯入割物の部から。どこの花火だったかは忘れましたが。

10号玉 自由玉の部から。各社それぞれ個性的な花火が上がりました。こちら特にきれいだと思いました。青い部分が特に美しい。

創造花火の部から。こちらも様々な表現があり、見どころ満載でした。打上場所がまちまちなので、丸子橋付近からは見える方角がコロコロ変わって大変ではありました。

競技の合間には大曲の煙火店による豪華な創造花火も打ち上がります。これも打上場所がまちまちで、真ん中らへんで上げてくれた花火は良く見えました。とってもきれい。



たくさんの業者が参加しており、全ては撮影しきれていないですが。見える範囲では見て楽しみました。打上場所が左端(雄物川の上流側)にある花火は、丸子川沿いの建物に隠れて見えなかったのが惜しい。観覧場所をもっと探せば良かったかもしれません。
大会提供花火
大曲の花火と言えば、後半に登場する大会提供花火が有名。この日の中でも特にワイドな創造花火になります。今年は平和をテーマにして交響詩フィンランディアに合わせて打ち上げられました。




撮影場所の都合で、下の方や左の方は建物に被って見えにくかったんですが、この迫力と美しさは圧巻でした!素晴らしかったです。
今回はスマホ動画を何も撮っておらず、動画はYoutubeで探して後で見てました。音楽付で見るとさらに感動しますね。現地では離れてて音楽は、ほぼ聞こえず。ラジオも解説を聞かずに目の前の景色に集中したくて、イヤホン外してましたし。
そして、電車の混雑を緩和して乗りたくて大会提供花火を見た時点で撤収準備。そのまま大曲駅に移動して電車待ちの列へ。その甲斐あってか、ほとんど待たずに臨時列車に乗ることができました。
終盤の競技とフィナーレは犠牲になりましたが、ラストまで見てから駅に行くとすさまじい行列で電車待ちになるのは知ってたから。妥協は大事かなと・・・
まとめ
今年はどうするか迷った結果、チケットを買わずに場外で観覧スポットを探すということにしてました。無事に大曲の街から花火を楽しむことができました。
大曲の花火の日は会場へ向かう人だけでなくて、街の中から花火を見ようとする人も集まって、すごく賑わうというのも体感できました。こんなお祭りムードになるとは想像以上でした。あちこちの屋台も、お客さんで賑わっていたし。楽しそう。
花火は建物に遮られたりもして、全部すっきり見える訳では無いのですが、その悔しさも場外ならではの感じでした。会場外で街を散歩しながら、お祭り感覚を味わうのも良いもんですね!今年は天気にも恵まれたし、たくさんの花火を楽しめて行ってよかったです。


