第62回なまはげ柴灯まつり 2025.2.7
2025年2月7日に男鹿市の真山神社へ第62回なまはげ柴灯まつりを見に行きました。昨年に引き続いて2回目の訪問です。行くかどうか迷ってましたが、とりあえず行ってみようということで。
真山神社
会場は男鹿市北浦にある真山神社です。仁王門をくぐり階段を上って会場へ向かいます。

階段を上ると社殿前に出ます。お祭りの夜らしい雰囲気になってます。写真は少し暗くなってから改めて撮りました。

ちょっと広場の様子を見ると、中央の柴灯火の正面は既に場所取りの方々が集まってました。なまはげ踊りを柴灯火を背景にして撮影するには、この正面の最前列がベストです。後ろの方だと観客の山で全然見えないですから。

まだ隙間もありそうだけど、特に場所取りをせずに歩き回れる範囲で見て撮影して楽しもうかなと決めました。ここで2時間半も立ち尽くして、後から来る人々に押し負けないようキープするのは面倒くさいんでねぇ。
なまはげ入魂
18:00から鎮釜祭・湯の舞などが行われますが、ここを見に行くのは大変なので昨年同様に諦めました。そのため、なまはげ入魂から見ていました。社殿横の隙間から眺めてました。
若者達が参道に集まっている様子。

若者達は神の入った面を授かり、なまはげへと化す様子。どうにか見えました。

この後でなまはげ達は山へと戻っていきます。
なまはげ行事再現
続いて神楽殿で行われるのが、なまはげ行事再現。大晦日に民家を訪れるなまはげの様子を再現したもの。
さすがに混み過ぎて神楽殿には近づける気がしなく、望遠レンズで離れて眺めました。柴灯火ごしで大気が揺らいでうまく写真に収まらないのですが、雰囲気だけでも。

この場面は、人々となまはげの掛け合いが面白いです。もし可能なら大型モニターが見える位置で聞くとよいでしょう。
なまはげ踊り
一番の人気のポイントです。しかし、ここを見るには場所取りをするか、人混みをかき分けて隙間からどうにか覗くかしないとならず大変です。ということで、今年は諦めました。さっきの場所からだと全く見えなかったなぁ。
柴灯火は、このタイミングでピークを迎えるように調整されており、時々大きな火の粉があがります。この光景を見られただけでも良かったです!

なまはげ太鼓
神楽殿にて、なまはげ太鼓が行われます。この日の担当は男鹿っ鼓さん。大人気ゆえに神楽殿には近づけずで、これまた遠くからチラッと眺めました。


この時の照明がまた雰囲気あって太鼓の音も迫力があって、できるなら近くで見て感じたいなと思う。来年は踊りか太鼓に絞って人混みの中で撮影してみようかな。まぁ近く行っても、頭上スマホがとても邪魔でほとんど見えなくて隙間を探すのが大変なんだけどねぇ。
なまはげ下山
太鼓の後半の間に下山の撮影ポイントへと向かうのですが、既にものすごい人だかりで諦めて後方から。なまはげ達が降りてくるのを今か今かと待つ時間。その後に暗闇に松明の灯りが見えてくると、会場内からは歓声があがる。見上げると山になまはげ達の姿が。

そのあと続々と広場に向かって降りてくるなまはげ達。クライマックスの一番のシャッターチャンスで、皆んな大忙し。前の人の頭と頭上スマホの隙間からどうにか見えたところ。

この後は、なまはげ達が広場を練り歩きます。ちょっと混み過ぎて身動きが取れなくて、私は下山の撮影ポイント付近からなかなか移動できませんでした。広場の練り歩きも撮影はパスで。
神楽殿では、なまはげ太鼓の後も下山・練り歩きの間ずっと太鼓の演奏が続きます。かなり長い時間で体力も相当かかるでしょう。力強く演奏する姿は、とてもカッコよかった。

練り歩きの後は、社殿横の石段で献餅が行われます。護摩餅は神力が宿り、なまはげ達は簡単には触れることができません。その後なまはげ達は神の元へ帰っていきます。

ここまでが、なまはげ柴灯まつりの一連の流れ。もう少しすると、里のなまはげ達が広場に乱入してきます。
帰り道
おまつりを終えて神社を後にして、階段を降りていく。騒がしかったのが嘘のように静かになっていく帰り道。

提灯が飾られた道も、おまつり気分を盛り上げてくれました。

駐車場への帰り道。

あとはシャトルバスに乗り込んで、無事に帰ることができました。
まとめ
この会場はあまりに混雑するので、行くかどうか迷ってました。が、結果は行って正解。おまつりの熱気となまはげ達の力強さを感じてきました。心配してた天気も持ちこたえて、雪や雨もなくて良かった。
ただまぁ、混雑はしんどいですね。ほとんどの場面で前後左右も詰められて身動きが取れないし、撮影も思うようにできない。写真も中途半端なもんですが、どうにか載せられる分だけ。
来年も行くとすれば、撮影したい場面の選択や撮り方をもうちょっと変えてみようかなと思います。
おまけ
今年は入場手形が魔除の刻印で嬉しかったです。かっこいいですね。
