第61回なまはげ柴灯まつり

男鹿市の真山神社にて「第61回 なまはげ柴灯まつり」が2月9日〜11日に開催されています。私は2月9日に行きました。この祭は初めての参加。柴灯火を囲む夜の雰囲気が楽しみでした。

会場

お祭りの会場は真山神社。ちょっと早めに着いたから、空いてるうちにお参りできました。提灯のある神社の景色は素敵です。

暗くなるにつれ、会場には続々と人が集まってきます。メイン会場である柴灯火の周りはすごい混雑になってきました。ここには大型モニターもあって、各催しを見ることができます。

フォトコンでよく見かける「なまはげ踊り」の迫力ある写真を撮るには、この柴灯火の正面の最前列で場所取りをしないとなりません。2時間近くも最前列を立ち見で場所取りするのは、とてもしんどく。せっかくのお祭なのに立ち尽くして待つのは味気ない。

ということで、場所取りは行わずに会場を歩き回りながら各行事を見ていくことにしました。

なまはげ入魂

なまはげ柴灯まつりは、プログラムによると7つの行事があります。全体で2番目が「なまはげ入魂」というものです。神社の参道入口の石段で、なまはげになる若者たちが面を授かるシーンです。

この時間にもなると、さすがに人が多すぎてもう身動き取れない状態でした。各行事が見える位置も人だかりで前の方にはいけず。かろうじて人の隙間から少し見えるか見えないかというほど。写真はロクに撮れないのが基本でしたね。

なまはげ行事再現

3番目の「なまはげ行事再現」は、大晦日に男鹿市各地で行われる行事を神楽殿で実施します。なまはげが家を訪れる様子を見ることができます。

なまはげと家主の掛け合いが面白いですね。

なまはげ踊り

なまはげ柴灯まつりと言えば、柴灯火を背にして勇壮に踊るなまはげの姿が有名ですね。4番目のプログラム「なまはげ踊り」のところです。

とても幻想的な光景でした。ただ、人混みもピークで全く前の方は見えずで。かろうじて終盤を少し隙間から見た程度なのが残念。フォトコンで見るような写真を撮るには、最前列キープしないと無理ですね。後の方からだと、なまはげ様の頭しか撮れないです。

なまはげ太鼓

神楽殿で行われる「なまはげ太鼓」は、各日で担当チームが異なります。初日は恩荷さんでした。

ステージライトもあり、幻想的に彩られる中で響く太鼓の演奏。とてもカッコ良かったです。この祭に来て良かったと思う場面でもありました。

動画をXにもポストしました。こちらからご覧ください。

なまはげ下山・献餅

いよいよ、お祭りもクライマックス。なまはげ達が松明の灯りで山から下りてきます。迫力あるシーンです。

木々の間から会場へと現れるなまはげ達。最高潮になるシーンでした。

なまはげ下山〜なまはげ練り歩きの場面を神楽殿での和太鼓演奏で盛り上げる、恩荷の皆さん。カッコいいです。

会場を練り歩いた後、なまはげ達は神官から餅を受け取って山に帰っていきます。

今回は標準ズームレンズで行ったから、こういう場面では遠すぎて被写体がちっちゃくしか映りませんでしたが。2カメラで運用するには会場混みすぎててやりにくいし、EOS Kissだと夜間はしんどいしで課題は残りました。

お祭り終了

献餅の後は、里のなまはげが会場に乱入してきます。ただ、この後で花火を見たかったから乱入前に撤収しました。20時くらいで会場を出ると余裕を持ってオガーレまで移動できるので。真山神社の階段を降りて駐車場へと戻ります。

人の多さに圧倒されて、身動きが取れなくて思うように撮影したり鑑賞できなかったりしましたが。それでも迫力ある会場の雰囲気を体感できて、行って良かったです。幸いにして天気にも恵まれました。

ほんと皆さんの写真を見るとすごすぎて、どうやって撮ってるのか解らないほどでした。撮影タイミングを考えて動けるようにしよう。また来年も行けたら行きたいですね。

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